ひつじのブログ

漫画家、鈴木信也のブログです。日常のことやゲーム感想など

よくよく考えるとひどくない?と思う漢字たち

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育児エッセイ漫画を描いている時、普通に何度も
嫁 という字を使ってたんですが
ある時ふと、「これ…女偏に家ってずいぶんと決めつけた乱暴な漢字だな」と
違和感がありまして、それから気になって他の女偏の漢字を調べてみると
まあこれが、あんまりよろしくない意味合いの込められた漢字が
ザクザク出てきたんで驚きました。

そっかぁ…昔々の世界って思いっきり男性が女性を抑えつけてたんだなぁと
漢字から感じ取りました。
女を使ったあまりよろしくない漢字は多いのに
男を使った漢字って種類も少ないし、
あまりネガティブな漢字は少ないと思うんですよね……
男性であるはずの「婿」も女偏を使っているし、相手の家に入るという意味で
女みたいな男というなんだかイヤなニュアンスが含まれてそうですよね。
まったく昔の漢字つくった人達はもう…

ちなみに作中で、家にいる人と書いて「ひきこもり」という字を作ってみたことで
お怒りになる方がいるかもしれませんが、
まさにその感情を世のお嫁さん方が持ったとしてもおかしくない漢字な訳です。
ボクだってもし男に金と書いて「おっと」と読むような漢字が存在していたら
嫌ですもん…


漢字もきっと、何百年何千年の長い歴史の中で作られてきた文字だろうから
いま急にそれを変えろと言われても混乱を招いて難しいかと思いますが
時代に沿わなくなった、たとえば今なら
「障害」→「障碍」とか「痴呆症」→「認知症」など
その昔からの呼び名や宛がわれる漢字に侮蔑の意味が込められているものは
少しずつですが変えられていってますよね。

漫画でとりあげた漢字たちもこれから少しずつ変わっていく時が
来るのかもしれませんね。