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ひつじのブログ

漫画家、鈴木信也のブログです。日常のことやゲーム感想など

緑内障 高眼圧治療薬を投与して一週間

健康・身体

さて、この記事で触れた高眼圧治療薬 タプロス点鼻薬0.0015%をさしはじめて
一週間が経ちました。

その日は午前に内科、午後は眼科という師走のダブルヘッダー
病院漬けで老化へまっしぐらです!

内科にて健康診査の結果をスタイリッシュに聞き終った後は
午後の眼科の精密検査にスポーティに出向くのでした。
眼科さんが入っているテナントは街ビルの4階なのですが
そのビルそれぞれの階にそれぞれの科が入っている感じです。

で、2時45分ぐらいにそのビルに向かったのですが
ビルのエレベーター前に人、人、人…!なんですよ。
それもみんなボクの親世代の方ばかり…!

「え!?なんでこの病院ビルこんな人気あんの!?」

 



仕方なく20人ぐらいいる列の最後尾につくも、待てど暮らせど列は進みません…。

「おいおい…エレベーターの故障か?」と思っていると

最前列のかなりヨボヨボぎみのおじいちゃんたちが
なぜか降りてきたエレベーターに乗らずに華麗にスルーするわけですよ。


……???………何で!!???
何で乗らないの???
クレイジーすぎるでしょ!!!


もう眼科は2時半には開いていて、早く向かいたいボクとしたら


「お、おじいちゃ~~ん!!なんでエレベーター乗らないの??

そんなかつて巨人のバントの職人、川相選手がストライク気味のきわどいボール球
見逃すみたいにスルーしないでくださいよ!!
やってくるエレベーターに乗る乗らないのコンディションとかあるの!?
扉の開くスピードとか??」
という言葉を飲み込むのが精一杯でした…。

後ろに2、30人も待っているのに降りてくるエレベーターを2,3回も
敢えてスルーするとかさすがに意味不明じゃないですか??

「はは~~ん さてはおじいちゃんエレベーターの乗り方知らないな?」
ポンコツ探偵ボクの名推理が光りました…。

ボクの前の20人が風の谷みたいに、ご老人しかいないから
ナウシカよろしくボクが颯爽と最後尾からボタンを押す所まで行って
(あくまで自発的交通整備であって横入りではないですよ…)

人助けのつもりで「お、おじいさん…早く乗り込んでください…!
後ろがすごくつまっちゃってますから…ボタンはボクが止めときますから!」と…

ボクはね、てっきり感謝されると思ってたんですよ。
後ろの20人とこの立ち往生してる最前列のおじいちゃんに……

するとそのおじいちゃん、超流暢に

「ワシらは3階の内科に行きたいの!
まだ3時じゃないから3階には止まらないから乗れないんだ!」

ボクが勝手にヨボヨボ情弱おじいちゃんと思い込んでいたおじいさんに
コンマ1秒で半ギレ気味に返されました。

ハッ?内科??ボクこのビルあんま来た事なくて…
「お兄さん若いな!内科の客じゃないやろ?内科の客はみんな知っとるから
この時間エレベーター前で待っとる。
兄ちゃん4階の眼科に行きたいんやろ?」

ワシ「…………………………………………」


もうなんかごめんなさぁぁぁぁぁい!!!


エレベーターの乗り方も知らないおじいちゃんと認定してましたぁぁぁぁ!!!
このビルの暗黙のルールも知らないクソ情弱はボクの方でしたぁぁぁ!!!!
時刻は2時50分、その内科が開く直前の事でした。

どうやら4階の下の3階の内科さんは激混みで午後の診療は3時からなんですが
3時になるまで人がいっぱいになっちゃうので、
エレベーターが3階に止まらないようにする謎仕様なんですね…
そのエレベーター華麗にスルーおじいさんが教えてくれました。

しかしヤバくないですかこのビル…
科によってかなり訪れる人数に差があるにも関わらずエレベーターは1つしかなく
階段は非常階段しかなく通常は使えないので実質このエレベーターのみです。

3時付近にごった返す内科の患者のため、1階エレベーター前は
今や遅しと開場を待つ…
おじいちゃんたちのコミケ開場待ち状態なんですよ。
あれほど徹夜で並ぶのはダメと言ってるのに…
だからね、3時にエレベーターが開通する時間に合わせて開場待ちして
お目当ての内科の壁サークル目指すわけですよ。


しっかし大々々々不便な仕様ですよ。
多分この混みようを加味して内科の3時診療開始に被ってエレベーターが
パンクしないように4階の眼科は30分早い2時半に開いてるんですよね。

いや~知らなかった。
結局おじいちゃんたちに4階の眼科行くなら早く乗れと勧められ
20人ぐらい飛び越してボクはなんとか眼科へ…



念願の眼科さんにつくと
「ああ…あのおじいちゃん達はコミケ開場待ち状態だったのに
こっちは意外とすいてるな…過疎サークルの島かな?
あれ、ボクいつの間にオリジナル創作の日に来ちゃった??」って状態です

診察券を渡すと「お席でお待ちください」と…よかった完売してなくて~(何の?)

近頃の病院は完全予約制とか増えてるのに、ここは時代に逆行して
完全不予約制です…!予約してもしなくても大丈夫とかならまだわかりますが
ここの場合、予約時間を設定しようとすると怒られます(なんで!?)。


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さて、いよいよ緑内障と診断されてから一週間目薬を差し続けた経過を
診てみることに。
まず風をプシッとする眼圧検査。

「眼圧は両目とも15ですねー 良かったですね、下がってますよ」


うへ!? や… やったぁぁぁぁ  よ…喜んでいいのか?
相変わらず眼の圧とか言われても上がってるのか下がってるのか
体感じゃわからないんだけど…
まぁ血圧の眼版ですよね。血圧高いといろんな成人病のリスクにつながりますし
ま、まぁ眼圧も低いに越した事はないんでしょう!
(あまりに低すぎるとこれまた別の病気があるようですが…)


数値の低下に小躍りしながら女先生の診察を待つわけですが…
ここの眼科さんはすごくスピーディで完全分業化されてます。
視力検査などの各種検査は7~8人いる若いマスク看護師さん達が分担してやってて
そのしもべ共の測った数値と共に、
女王様たる女先生が玉座に鎮座する診察の間へ通される
完全女王制をしいています。

この眼科さんの患者もお年寄りの方が多いせいか、マスク看護師さんたちはいつも
声を張り上げてます。
耳の遠いおばあちゃんのそのすぐ後がボクだったせいなのか
とてもハッキリ大きい声で「鈴木信也さん!!!」と呼ばれて
びっくりしました…
別に声小さくても聞こえますって言いだしづらくて…もうボクも
耳遠いってことでいいですよ、耳も目も悪いっていい所なんもないですな自分……

ここの女先生はマスクなしでも とっっっっっっっても美しい人
歳はおそらく50オーバーの方なんでしょうがいわゆる美魔女系の方でして、
見つめられると固まってしまいます。
ボクは別に熟女の趣味は無い方なんですが、この方は別格ですね。
若い頃はもっともっと美人だったんでしょうね。

ですが、診察がとってもあっさりなんです。
言葉は終始優しいですが、決して患者さんの症状を細かく聞く事もなければ
入り込まないし、質問しないと答えないで診察を締めようとします。
説明に時間のかかる質問には冊子やパンフを渡してきて
「ここに書いてあります」と…

実は、ボクがこのブログを始めるきっかけになったのは、この先生から
細かく緑内障について詳しく説明してくれる事が無かったので
もらったパンフを一人で読んでは不安にかられて…というのもありました。

一見優しい美魔女先生ですが、完全に患者に対してバリアー張ってるんですね。
コミュ障のボクにはわかりますこのバリアー!
ボクもしっかりと張ってますから!(涙)


ここの眼科もお年寄りの方が多く、親身に話を聞いてると
2,3人聞いてるだけで日が暮れて人数さばきれなくなりそうですし
人数さばくとなると一人あたりの診察が淡泊になるのは仕方のない事なんですかね…
内科のハゲプリ先生(ハゲのプリンス先生の略)しかりここの女王しかり。

いつも診察結果をごくごく淡々と話して、質問がなければ じゃあ次って感じ
説明もごく簡素で、細かくこちらから聞かないと教えてくれないですし
かといって逆にこちらがネット等で下調べしてから、たとえば

「眼圧下げ過ぎると網膜剥離になっちゃうんですよね?」とか口を挟んじゃうと
なーに知ったかぶりがネットで聞きかじった知識語ってんだよトーシロが!!と
言わんばかりに
「う~~~~んうん(笑顔で首は振ってる)違いますよ!」


今まで淡々としてた口調が急に半トーン上がって斬られるあの感じが
おっかなくてあんまり聞けないんですよね…


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ここで唐突に思い出した漫画家あるあるなのですが、

連載中アシスタントさんに作画の指示をする時
アシさんの一人ひとり、得意不得意もありますし絵柄もバラバラです。
しゃべる話題もアシさんによってバラバラなんですが…

ついつい話のカッチリ合うアシさんや相性的に話しやすいアシさんに指示を出す時は
雑談なんかも交えて話が長-くなっちゃって、そうでもないアシさんの時は
要点だけになったりして……後になって「原稿の渡し方、
もっと優しく丁寧にすればよかったな」と後悔したりしてました。

まぁ、時間のない時でも気軽には頼めないものごっついボリュームのある原稿は
そのアシさんの好きなジャンルの雑談から入って行って、宴もたけなわの頃に
地獄の原稿爆弾を投下するとか、悪徳勧誘商法の奴みたいに
こすっからい手を使ってましたね…
多分全部アシさんたちにはバレてましたよね。ごめんなさい…


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で、話は戻って笑顔の女帝に呼ばれたボクは

「15という数値は正常値。順調に下がっている。高かった眼圧の数値のうち
3割減るのがちょうどよい減り具合」と説明していただきました。


両目とも27だったので、27の3割は8.1だから
27-8=19ぐらい?じゃ15ってかなり下がった方なのかしら?


この日は視野検査などの他の検査はナシ、処方した薬が
よく効いてるっぽいのもあってもう一本同じものを処方しますと
1本は1か月ぐらいでなくなるそうなんで、2本なくなった頃に
もう一度来てくださいとの事でした。

へ?目薬うつだけ? 2か月うちっぱなし?他に治療の幅ないの?

その旨質問すると、目薬をうつ頻度は変わりません!
ずっと1日1滴を続けてください!!
ですが病院に来ていただく頻度は数値を見て変えていくかもしれない、と…


え!?それってつまり、ほぼ半永久的に目薬はうちつづけて
眼圧はチェックし続けるって事ですか??
下がった状態が続いても、目薬打たないとかの選択肢はないんですか!?


この目薬一生ずーーーーーーーーーーーーーっとうち続けるのかぁぁぁぁ……

戦時中に高価になったペニシリンみたいに戦争とか物資不足とかで
この目薬が市場から消えて車一台買えるぐらい高騰したらどうすればいいの…?

まぁ人によっては目薬がなかなか合わず、
眼圧を下げづらい方もいらっしゃるらしいので
早速結果が出たというのは幸いだったのですが

完治しない病気との闘いってなんなんでしょう…
終わりが見えないというか死ぬまでないというか…

一生目薬が手放せないって気が遠くなりましたが、日常生活では
これまで通り大好きなゲームをやっていこうと思います!